初めての採卵(体外受精1回目)
ついに先日はじめての採卵をしてきました。
始めましての方もいると思うので軽く自己紹介します。
私30歳、夫33歳 結婚5年目 休みながらの不妊治療を続けて約4年になります。
夫が重度の乏精子症で人工授精(AIH)を4回試みましたが奇跡は起きず・・・
私も30歳になり体外受精にステップアップすることを決めました。
体外受精には、いろいろな方法がありますが私は「アンタゴニスト法」という、注射をして卵をたくさん育てて、ある程度育ったらアンタゴニストという注射で排卵のタイミングを調整する方法をとりました。
もっと体に優しい方法もありますが、私たちの場合、男性不妊が原因のため一般的な体外受精(ふりかけ方式)ではなく顕微授精しか方法がありません。
そのため、よりたくさんの卵を採卵して試した方がいいということでアンタゴニスト法にしました。
私が通っている不妊治療専門の病院では生理3日目前後からhMGの注射を毎日行います。
これが筋肉注射なのでかなり痛い(泣)
もともと注射が苦手なので本当に毎回辛かった。。。
個人差もありますが、約1週間毎日hMGの注射と、間に3回診察がありました。
注射のみの日はそんなに時間はかからないけど、採血がある診察の日は採血結果が出るまで約1時間待機し、そこからの診察の流れになるので約3時間ほど病院に拘束されることに。
不妊治療のためにフルタイムで働いていた会社を辞め、時間の融通の利くパートに変更したことで毎日の注射にも通えましたが、フルタイム勤務で治療をしている人は本当に大変だと思います。
改めて不妊治療と仕事の両立は難しいと感じさせられました。
しかもこの注射毎回1~2万くらいするから本当にお金がかかる(´;ω;`)ウッ…
卵がある程度育ってきたら日程調整のための排卵抑制をするレルミナという薬を2日続けて飲みます。
食前30分前の空腹時に飲まないといけないので忘れそうになり焦りました(;'∀')
無事に採卵の日程が決まり、前々日の夜23時に再度病院で排卵を促す注射と点鼻薬を行いました。
採卵前日は注射などはないけど、21時以降は絶食、24時以降は絶飲でした。
採卵当日8時30分までに病院へ行き、すっぽんぽんの状態で用意されたワンピースと前開きが出来る専用のパンツに着替えます。
脱水予防の点滴と痛み止めの座薬を入れて待機すること1時間、ついに採卵の時間に!
歩いて手術室に行って診察の時と同じような足がパカっと開く椅子に腰かけて心電図やら血圧計やら付けられました。
前回ポリープ切除の手術をしたこともあって流れはわかっていたものの、やっぱり緊張する!
静脈麻酔をしてうっすら意識が遠のき、気づいたらベットの上でした。
安静のため約2時間ベットに横たわっていましたが、意識が少し戻ってきたくらいに、下腹部の鈍痛(生理痛のような痛み)でなかなか寝付けず・・・(泣)
1時間くらいすると痛みもだいぶ引いていき、帰るころにはほとんど痛みを感じないくらいになりました。
帰り際に看護師さんから採卵結果を聞きましたが・・・
なんと14個も卵が取れていました~!
そりゃ子宮も痛いはずだ(´;ω;`)ウッ…
翌日、14個のうち11個成熟した卵で、さらにその中でも7個受精までたどり着きました。
7個受精しただけでも嬉しいけど、こうしてみると顕微授精でも受精がうまくいかない卵もあると考えると妊娠って本当に奇跡なんだなと思います。
私たちの場合、全ての卵を凍結する方法にしているため、今後は卵の分割がどう成長していくかで、いくつ凍結できるのかが決まるのだそう。
ちゃんと成長していることを祈ってます!
それにしても採卵してからトイレが近くなり困りました。
夜中に3~4回トイレで目を覚ますくらい(-_-;)
これも早く良くなるといいなぁ。
また今後の経過についてもアップしていこうと思います。
子宮内膜ポリープ除去手術
一昨日、不妊治療の一環として子宮内膜ポリープの除去手術をしてきました。
ポリープと言っても、ほとんどが良性のポリープが多く、そのままにしていても問題はないのですが、まれにポリープの突起が原因で着床を妨げることがあるそうです。
もちろん、子宮内膜ポリープがあっても妊娠する人もいますが、私の場合は旦那が乏精子症であることと、3回人工授精をしてもダメだったので少しの希望でもと、除去手術をする運びになりました。
手術自体は30分程度で終わる簡単な手術とのことでしたが、人生初めての手術とあってめちゃめちゃ緊張しました。
静脈麻酔をするため前日21時から絶食と24時から絶水。
この暑い時期に水が飲めないのはつらかったです(>_<)
手術当日、朝8時半に病院到着。
手術をする際に子宮の中を広げておくために脱脂綿のようなものを入れられました。
これがものすごい鈍痛!(´;ω;`)ウッ…
かなり重い生理痛並みで最初は痛くて手は震えるわ、吐き気はするわで辛かったです。
病室は個室になっていて、用意された前開きワンピースにお着換え。
その後、脱水を起こさないように点滴をしてもらい、手術まであと2時間自由に過ごしてねとのこと。
そんなこと言われても下腹部の痛みのせいでベットに横たわることしかできず、前日にダウンロードしておいたドラマを見て気を紛らわしていました。
徐々に痛みが落ち着いてきたのか、慣れたのか、少し眠くなったため仮眠。
11時半頃に呼ばれていざ手術室へ。
点滴を運びながら歩いて手術室に向かうと、中には手術着を着た人が4名ほど手術台の周りで待ち構えていました。
手術台の上に乗るやいなや、あれよあれよと周りの看護師さんたちに心拍を確認する機械やら血圧計やらつけられ、緊張度マックス(>_<)
「麻酔入れるよー。眠っちゃうからね。」
と声を掛けられ、さっき1時間程寝ちゃったけど大丈夫かな?と心配していましたが(笑)
急にお酒に酔ったときみたいに周りが揺れだして、看護師さんたちまだ準備してるけどいつ始めるのかなー?なんて考えていたら、気付いた時には病室にいました。
麻酔ってすごいですね!!
あれ?もしかして終わってるの?と思ったのもつかの間、腹部の鈍痛(涙)
看護師さんから2時間は安静にしておくようにと言われ、まだ麻酔が完全に切れてないこともあり再び夢の中へ・・・
30分おきに看護師さんが血圧と検温、出血の状況を見にきてくれ、痛みも手術後すぐと比べると、生理痛の鈍痛が残るなーくらいまで治まりました。
しかし困ったことに、1時間も経つと麻酔も覚め、意識もはっきりしてきましたが、まったく寝れない( ;∀;)
残り約1時間、左腕に血圧計、右腕に点滴と心拍を図る機械が付けられているため下手に動くこともできずただただ時間が過ぎるのを待っていました。
その後、特に出血の量も問題なく、大きな腹痛もなかったので無事に退院。
私の場合、大きめのナプキン持ってきてねと言われていたので念のため夜用を付けていましたが、出血は生理4日目か5日目くらいの量で思ったより少なかったです。
旦那さんに迎えに来てもらい、その日1日はずーっと安静にしていました。
しゃがんだり、おなかに力を入れるときは少し痛みましたが、どちらかと言うと手術前の脱脂綿を入れていたときの痛みのほうが辛かったです(-_-;)
手術から2日経ちましたが、出血もちょろちょろっとあるくらいで痛みはほとんどありませんでした。
全然大きな手術ではなかったですが、改めて今の医術のすごさと医者・看護師さんたちの偉大さを知ることができました。
最近ドラマのJINを見ているから余計にすごいなぁと思ってしまう。
なかなか収まらないコロナ感染拡大の中、必死に命を助けようとしている医療従事者の皆様に本当に頭が上がりません。
一刻でも早く、この状況が良くなりますように。
不妊治療開始
不妊治療
治療といっても不妊の原因は様々なので
まずはその原因を探るために女性の周期に合わせていくつかの検査をしていきます。
本来であればこの図のような流れで検査をしていきます。
私の通っていたレディースクリニックはホルモン検査と性交後試験(フーナーテスト)がありました。
逆にそれ以外はなかったので、今思うと早く専門の病院に行けば良かったと後悔しています。。
最初にホルモン検査をしたところ、プロラクチンの数値が高く、高プロラクチン血症と診断されました。
乳汁分泌の作用があるホルモンであるプロラクチンが過剰に産生される下垂体腫瘍のこと。
つまり妊娠してないのに脳が妊娠している状態と勘違いして妊娠できないようにしてしまうらしい。
なんと厄介な、、
子宮内膜症にポリープにさらに高プロラクチン血症って、、いくつ原因が出てくるんだよー(泣)
と本当にショックでした。
私の場合、高プロラクチン血症の治療に週一回カバサールを一錠飲んでいました。
それからは、排卵前に内診で卵胞の状態を診てもらい排卵誘発剤を打ってタイミング方を実施。
タイミングをとった翌日に病院へ行って排卵状態を内診でチェックして、さらに卵胞ホルモン剤を打ち、1週間後にまた病院へ行って高温期を持続させるための黄体ホルモン剤を打つ。
毎月3回から多い時は5回ほど病院に通うことになり、ホルモン剤は筋肉注射なので腕に穴が開くんじゃないかと思うくらい痛く、本当に病院に行くことがストレスでした。
それでも赤ちゃんが来てくれると信じて約半年。
毎回先生がタイミングばっちりだね!と言ってくれるとすごく期待してしまって
お腹チクチクしてる?
最近眠気半端ない!
ちょっと吐き気するかも?
下痢気味かも?
大袈裟に妊娠超初期症状を検索しまくって検索魔になっていました。
ほとんどPMSの症状と一緒なのに期待すればするほど妊娠かも?と思ってしまうんですよね。
そして結局赤いものを見ては落胆しての繰り返し。
旦那さんの前では強がって
「今月も生理来ちゃった」なんて軽く言ってたけど
内心は私子供出来ないのかな、と自分を責めては落ち込む日々でした。
まさか自分が不妊?②
レディースクリニック当日
今まで産婦人科は子宮頚がん検診でしか行ったことがなかったので緊張しながら受付へ
元々病院があまり好きじゃないので風邪をひいても自力で治してました(笑)
問診票に体温やら初潮の時期やらいろいろ記入し
併せて妊娠希望と、避妊してから1年経つことも記入しました。
そしていざ診察へ
内視鏡で子宮の状態を診てもらったのですが、
「軽い子宮内膜症ですね。ポリープもいくつかあるね。避妊やめて1年経つと書いてあるけど、1年避妊なしで授からない場合は不妊にあたるよー。」
とさらっと言われました。。
予想外の結果に頭の中真っ白
え?え?
ポリープ⁉︎それ大丈夫なの?
子宮内膜症って何?
というか、私不妊なの⁉︎
と突然の結果に頭の中パニックでした。
おじいちゃん先生によると
子宮内膜症とは、本来は子宮の内側をおおっている子宮内膜が、子宮以外の場所(卵管、卵巣、腹腔など)で子宮内膜と同じように、増殖とはく離を繰り返してしまう病気。
つまり、子宮以外の場所から生理と一緒に内膜がはがれ落ちてくることで、酷くなるとチョコレート嚢腫が出来たり、排卵障害を起こすこともあるとのこと。
生理痛が酷くなっているのもこの子宮内膜症が原因だそう。
また、ポリープは基本的に良性だけど、着床の邪魔になってしまうかもしれないから取った方がいい。
ただ、取ってもまた出来てしまうことがある。
といろいろ説明をしてもらいました。
子宮内膜症の治療をするにはピルを半年から1年ほど飲んで生理を止めるか、妊娠をすることでよくなることがあると言われましたが、、
ピルを飲めば確実に子宮内膜症は良くなるけど妊娠はできない
本来は原因を取り除くことが先なのかもしれないけど当時26歳だった私は、きっとすぐに妊娠できる!とあまり重く考えておらずピルを飲むよりも先に妊活をすることを選びました。
この日から私の不妊治療がはじまりました。
まさか自分が不妊?①
結婚する前までは避妊をやめたらすぐに子供が出来ると当たり前に思っていました。
実際、友達二人が結婚してすぐに子宝に恵まれて次は私の番かな?なんて浮かれていたり、、
だがしかし、、
避妊をやめてもうすぐ1年経つというのに子供が出来ない。。
仕事が忙しく、不規則な生活をしていたのでそのせいもあるかなと始めはあまり気に留めていませんでした。
そんなとき、たまたま友達とのランチで年々生理痛が酷くなってきたという話をしたところ
「子宮筋腫の可能性もあるから病院行ったほうがいいよ!」
と言われ恐る恐るレディースクリニックに行くことになりました。
はじめまして!
はじめまして。
ブログに目を通していただきありがとうございます。
結婚5年目、今年で30歳になるRinと申します。
結婚翌年から不妊治療を開始して約4年経ちました。
(お休みしていた期間もありますが、、)
周りがベビーラッシュの中、なんで自分たちだけ、、と落ち込んでいたときに
同じ不妊治療で頑張っている方たちのブログを見て
自分一人が辛い思いをしているんじゃないんだな、
みんな子供のために頑張っているから自分も頑張らないと!と勇気をもらいました。
そこで私も誰かのためになれたらいいなと思いブログを始めてみました。
このブログでは、妊活記録から普段周りに言えないような悩みや愚痴を書きたいなと思います。
あとは、趣味が韓国ドラマ、中国ドラマ鑑賞なのでドラマの記録とか出来たらいいなと思います!
よろしくお願いします(*^_^*)